心理術 やばい 他人を支配 ビッグモーター

最近よく思うのは自分の知らないうちに相手の良いようにコントロールされていた
なんて経験があったりなかったりラジバンダリです。

以前、ビッグモーターに中古車の査定を依頼した時は、あの手この手で
営業されたのを覚えていますW

ビックモーターに限らず、中古車販売などの営業の人はきっと心理術を学んだ人が
マニュアルやノウハウを継承・伝達してセールスに生かしているんでしょうね。

今回は心理術をアウトプットしていきます。

心理学のはじまり

現代の科学的な心理学が誕生したのは19世紀末のドイツです。
哲学者・生理学者のヴィルヘルム・ヴントがライプツィッヒ大学で心理学実験室を
解説したのが始まりとされています。

たとえばヒトラーの演説には人間心理を巧みに利用した心理術が隠されていました。
それは、大衆の心を意のままに操るものでした。
大げさな身振り手振りはもちろん、黄昏時効果、単純接触、ロミオとジュリエット効果、
誤前提暗示などの心理テクニックが使われています。以下に説明します。

大げさな身振り手振りによる相手への効果

ここでの心理テクニックとしては、
イメージの明確化です。大きくボディーランゲージを示すことで
如何に自分の考えが正しいかを相手にアピールしています。

黄昏時効果

書いて字のごとく、黄昏時に(昼と夜の間17時~19時の間ぐらい)
物事を行うというものです。
人間の思考や判断能力は、朝起きてから経過する時間が長ければ長いほど疲労で
低下します。また、周囲の暗さなども相まって
激しく思考と判断力が鈍り周囲の意見に巻き込まれやすい状態になるからです。

単純接触効果

ヒトラーは大衆に自らの政策を覚えこませるために演説中、
同じフレーズを何度も繰り返し語っています。
心理学ではこのような手法を単純接触と呼びます。
特定の刺激を繰り返すことでその刺激をもたらす人や物に対して
警戒心を解き逆に好意を抱かせる効果があります。

「大衆の受容能力は限られており、理解力は小さいが忘却能力は大きい。」
と考えたヒトラーは自分の政策をワンフレーズのスローガンに凝縮させ、
さらに大衆に飽きさせないよう、同じテーマでも角度を変え
違う言い回しを使うことで繰り返し訴えかけました

ロミオとジュリエット効果

ヒトラーの演説ではドイツという自国の現状を徹底的に”こきおろし”
そのうえで、どん底の国が様々な障害を乗り越えて、かつての栄光を取り戻し
未来を創っていこうという語り口がよく使われています。
こうしたストーリー性のある演説は
ある目的に対して障害が多いほど、それを乗り越えて目的を達成しようという
心理的効果があり、多くの大衆の共感を生みました。

誤前提暗示

ヒトラーは演説で二者択一の問いかけも頻繁に行いました。
「共産党か労働党か」、「戦争か平和か」、「支配か皆殺しか」
このような極端な選択肢を提示することで人間は、
それ以外の方法があるのにも関わらず、与えられた選択肢の中だけで物事を判断しようと
してしまいます。

引用:マルコ社発行 他人を支配する黒すぎる心理術

ヒトラーは野心家であり勉強家だったのか、腹心がとても優秀だったのかわかりませんが
大衆を魅了する能力は歴史に残る人物の一人ですね。


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